大好きな高校野球が始まりました。
試合も然る事ながら、開会式もまた格別です。
特に入場行進と選手宣誓には胸を熱くさせられます。
入場行進を観ている選手の関係者、特に選手の家族を想うと涙が出てきます。
小さい頃から夢に向かって努力をしてきた息子をずっとずっと支えてきた家族。
甲子園という夢舞台に立っている我が子が本当に眩しくて嬉しくて、誇りにさえ思う事でしょう。
選手にとっても家族にとっても最高の瞬間だと思います。
又、選手宣誓では大観衆の中、一人の高校生が堂々と自分の想いやみんなの想いを宣言する。
入場行進を観る家族同様、宣誓する子の家族も最高の瞬間を味わえます。
今年の選手宣誓は京都代表の鳥羽高校の主将が務めました。
宣誓の中にこんな言葉が・・・
『この100年、日本は激動と困難を乗り越えて今日の平和を成し遂げました。』
『聖地、甲子園で野球が出来る事を誇りに思い、そして支えていただいた全ての方々に感謝し全力でプレーします。』
力強く、堂々と、そして頼もしく、男を感じさせてくれました。本当に立派な選手宣誓でした。
乗り越えて感謝する・・・乗り越えて感謝する・・・
私には出来なかった事かもしれません。
甲子園に出れる子より出れない子の方が多く、レギュラーになれる子よりなれない子の方が多い、またベンチに入れる子より入れない子の方が多い高校野球。
ひょっとしたら人生は困難な事の方が多いのかもしれません。
それでも、困難には立ち向かっていかねばなりません。
腐らずに自分のやれる事を一生懸命する事で困難は乗り越えれると思います。
困難を乗り越えられた時に凄い力となるのでしょうね。
100年続いた高校野球、この高校野球は人々に感動と勇気を与えています。
目には見えませんが凄い力だと思います。