くさらない

この時期「うちの子ベンチ入り出来なかった」とか「背番号が二桁やった」「かわいそうで、どう声をかければ良いか分からへん」という言葉を耳にします。

勿論、高校球児を子に持つ友人知人からの言葉です。

ある意味残酷だとは思います。

3年間同じ練習してきたのに、試合に出れる子と試合に出れない子。ベンチに入れる子と入れない子。

後者の立場にたつと親も子もやりきれないとは思います。

が、しかし現実は受け入れるしかありません。

受け入れるとうのは、現実を前向きにとらえ、今自分が出来る事を精一杯する事だと私は思います。

補欠の子は自分の出番がある事を信じ最高の準備をする、ベンチに入れなかった子は裏方に徹しチームの為、メンバーの為に最善を尽くす。

今までは自分自身とチームの為に頑張ってきたけれど、残りの一カ月はチームとメンバーの為だけに頑張る。

ある意味、チームとメンバーの為だけに頑張るこの一カ月の経験が今後の人生において必ずプラスになると私は信じています。

だから、ベンチから外れた子はくさらず残りの高校野球生活をチームとメンバーの為に精一杯、精一杯頑張って欲しいです。

社会に出てもこの経験は必ず生きるはずですから。

人生±0。

高校生にしか出来ない高校野球、3年間やり遂げた事に誇りを持ってこれからの人生を歩んで欲しいと思います。

高校時代、気持ちが弱く、直ぐにくさっていた私が言うのもなんですが、人生くさったらあきませんよね。

気持ちのよい人

最近、感じる事が一つあります。

お客様を含め出会う人の多くが気持ちの良い人だという事です。

気持ちの良い人と関わると、私も幸せな気持ちになります。

気持ちの良い人は常に相手の立場になって物事を考え、必ず感謝の気持ちを相手に伝えてる気がします。

この世の中、必ず人と関わりあって生きなければなりません。

どうせなら気持ち良く過ごしたいものです。

人との会話においても、話す事より、実は聞く事の方が大事なんですね。

私はまだまだ自分の事ばっかりというか、自身の話を聞いて欲しい感じですが・・・

クレイクラフト

特殊な粘土で野菜や花等を作るアート作品をクレイクラフトというそうです。

友人がフィイスブックにクレイクラフトを投稿したのを拝見し作成を依頼しました。

実物を見て正直、驚きました。

一つ一つを細かく形どり、実物と同じ色が塗られ、レイアウトを何回も繰り返し行った後、センス良く配置される。

私には気の遠くなる作業です。

作って頂いてる姿を想像すると、本当に嬉しいし、感動すら覚えます。

安易に作成依頼した事に少し反省しています。

でも、実はものすごく気にいってます。

当然、オフィスの壁に飾らしていただきました。

仕事に行く楽しみが、又、一つ増えた気がします。

心が躍る事で良い事が起こる予感さえします。

手間と暇、そして心を込めて作ってくれた友人に感謝です。

本当にありがとう。

ドラマから

ドラマ『上流階級~富久丸百貨店外商部~』をみてちょっと感動しました。

竹内結子演じる女性営業マン、鮫島。

この鮫島さんが凄い。

自身の営業成績はさておき、お客様の喜ぶ事なら何でもするという営業スタイル。

ある日、タイ国籍のお客様が亡くなられ、そのご家族が、お葬式はタイ式に華やかに、しかも日本で行いたいというのです。

当然、日本にはその様な設えを出来る業者もいなければ、時間もあれません。

そこで、鮫島は百貨店の企画商品でもある「自宅にイルミネーションを」を注文され装飾された家をまわり、お客様に頭を下げ、そのイルミネーション設備を借りてきたのです。

借りて来たイルミネーションを社員を巻き込みながら、お寺に装飾しタイ式のお葬式をやり遂げ、ご家族から喜ばれ感謝されるという話でした。

そこで、何を感じたかといいますと、自分は他人の為にそこまで出来るのかって事です。

これまでの人生、他人の事より自分の事を一番に考えてた気がします。

知らず知らずのうちに、してもらう、助けてもらう事が当たり前だと考えていたのかも知れません。

(反省)(反省)(反省)

してもらう幸せより、してあげる幸せ・・・

気づいてはいるのですが・・・

もうひとつ、鮫島が若い頃にケーキ屋でアルバイトをしていた時の話で、クリスマスに誕生日ケーキを買いに来られた方にショートケーキをアレンジして誕生日ケーキに仕上げた話です。

その方は、クリスマスに誕生日ケーキを求め、ケーキ屋さんをまわるが、どこのお店にもクリスマスケーキしかありまませんでした。

困り果てた末に、再び鮫島がアルバイトをしていたケーキ屋さんへ。

鮫島は、その方の困った様子に気付き、店に無かった誕生日ケーキをショートケーキをアレンジして、誕生日ケーキをつくりました。

テレビではあるのですが、その方の喜ぶ顔が印象的で心が温かくなりました。

その方こそが、当時の富久丸百貨店の外商部の営業で鮫島を外商部に配属させてた人、つまり上司でした。

その方が当時こんな事を思ったそうです、『こんな人と一緒に仕事をしたい』と。

なんか、考えさせられました。

完全優勝

わかさスタジアム京都(西京極球場)での今年最後の野球。

我がチームの今年の成績は・・な、な、なんと優勝!!

去年は2位で終わっただけにシーズン当初から全員(特に熱い監督)の目標が優勝でした。

その目標を達成する事が出来てと本当に良かったです。

野球に限らず目標を達成した時の達成感、充実感はたまりませんね。

今日はリーグ戦の1位と2位の対戦。

2位チームとはリーグ戦では引き分けだったので今日が決着の日となりました。

相手チームのピッチャーは元甲子園球児。

ブランクがあるもののピンチになると流石のピッチング。

真剣に投げてこられるとなかなか打てません。

前半、エラーが絡みお互い2点づつの失点。

両チム共ランナーを出すものの決定打が出ず2対2のまま5回裏の我がチームの攻撃へ。

先頭打者の元甲子園準優勝球児がレフトオーバーの三塁打。

ワンアウト後、監督からスクイズのサイン。

「え~!!スクイズ!!」ベンチの私も正直ドキドキしました。

スクイズは決まらなかったものの相手のミスで何とか加点。

そのまま3対2で試合終了。

完全優勝を達成する事ができました。

本当に良かったです。

何より熱い監督が喜んでる事が嬉しかったです。

最近、地域のソフトボールやバトミントンに参加させて頂いています。

野球同様、真剣です。

体が思うように動かなくなってきた大人が勝利に向かって真剣にとりこむ姿勢が何とも言えません。

素敵だとも思います。

又、チームメイトとの関係も捨てたもんじゃありません。

みんな好き勝手言いますが、ここでの人との繋がりは私は大切にしていこうと思います。

来年も再来年もやり続けます。・・

この歳になっても野球やバトミントンをやれる体に産んでくれた親に感謝です。

似顔絵

似顔絵を描いて頂きました。

頭のテカリ、おでこの広さなど色んな意見がありましたが私は気にいってます。

なにより実物の方が良い(???)事が狙い通りなんです。

これからは『不動産おじさん』としてこの似顔絵や私の想いを活字にして皆様に沢山の情報をお届けできたらと考えています。

正直「おじさん」と呼ばれる事に抵抗を感じます。

が、しかし今年で48歳。もう立派なおじさんです。

年齢、老い等全てを受け入れ、あるがままの姿で生きていこうと思います。

不動産おじさんは活躍します。

どこで活躍するかはお楽しみに。

自転車

実は最近、自転車にハマっています。

友人から勧められ渋々購入しました。

自転車なんぞにハマるはずもないと思い割とソフトな自転車をチョイス。

初乗りは桂川のサイクリングロードを嵐山から八幡まで。

ゆっくりゆっくり走りましたが本当に気持ちが良かったです。

人には帰りがしんどいやろって言われますが、No problem。

電動自転車と同じ感覚で走れます。

何よりも程良い速度なので色んな店が発見できる事でワクワク感も味わえます。

私が自転車に乗ってると「え~どうしたん??似合わんで!!」と良く言われます。

私は果たしてどのようなイメージなんでしょう??

その事はさて置き、最近では自転車でぶらっとする休日に憧れます。

この時期の定休日は草野球やソフトボールなど、なかなかゆっくりと出来ません。

と、言いますか自転車に乗りたくて乗りたくて仕方がないのかも・・・

先日も伏見の横大路グランドで開催された等協会のソフトボール大会。

実は自転車で行きました。

もう、何処に行くのも自転車で行きたい~って感じです。

まだまだ京都市内は自転車の走りやすい街にはなっていません。

ルールとマナーを守り安全運転を心掛けます。

地味ですがまた一つ趣味が増えた気がします。

追伸、本物のロードバイクを購入すれば良かったです。

夏の甲子園

第96回全国高等学校野球選手権大会の開会式に行ってまいりました。

開会式直後の試合で母校が登場。

朝5時15分に出発し甲子園に到着したのが午前6時30分。

既にチケット売り場は長蛇の列。

開門予定時間が早められ午前7時にはネット裏、内野席のチケット売り切れとなりました。

(正直、想定外でした。)

アルプスのチケットを購入し場内へ。

私は通路からスタンドに入った瞬間のグランドの景色が大好きです。

何と表現したら良いのか・・・

本当に心が踊ります。

気持ちも高ぶり、ワクワク、ドキドキの中、開会式が始まりました。

初めて目にしましたが選手入場のシーンは本当に感動します。

選手や親子さん達のそれぞれの想いと今までの事が走馬灯のように駆け巡る瞬間でもあるような気がします。

当然、鳥肌は立ちっぱなしでした。

小さい頃から家族と目指した夢の舞台。

これまで色んな事があったでしょう。困難を乗り越え夢の舞台に立つ球児たちの姿が本当に眩しいです。

甲子園に出場した事を誇りに謙虚さを忘れず、今後の人生を歩んで欲しいと思います。

高校同窓会

高校1985年卒業生の同窓会に参加しました。

現在では大学の付属校となり男女共学となりました。

私達の頃は勿論、男子校。そう!男だらけ!オッサンだらけ!の同窓会。

「どうなることやらっ!!!」

参加人数は40人弱でしたが本当に盛り上がりました。

30年振りの再会にタイムスリップし酒を酌み交わしながらの会話、終始笑顔を絶やさない同級生達の姿に発起人の一人として本当に嬉しかったです。

参加者による舞台での近況報告でも笑いあり涙あり?の楽しい時間となりました。

正直、顔と名前が一致しない人や全く思い出せない人もいましたが三年間、同じ場所に通った人にはかわりありません。

今日のこのご縁も今後大切にしていきたいと思います。

全国制覇

第86回選抜高等学校野球大会決勝戦に行って来ました。

大阪代表の履正社対京都代表の龍谷大平安という近畿勢同士の対戦。

前日から興奮して正直、寝れませんでした。

試合開始予定が12時30分に関わらず朝9時過ぎに京都を出発。

午前11時に球場へ。

ワクワクドキドキ。既に興奮状態。

今年48歳になるオッサンも今日だけは少年にもどります。

いよいよ試合開始。

今日は先行。いきなり先頭バッターが3塁打。

(正直、この時点で胸が熱くなり目頭が・・・)

初回に2点を先制し追加点、終始リードする展開。

4対2で迎えた8回裏の履正社の攻撃。

ワンナウト満塁ツーボールからエースナンバー1に交代。

三振とピッチャーゴロで0点に抑え9回にキャプテンのホームランで突き放し試合終了。

よく抑えよく打ちました。(凄い!!)

悲願の全国制覇です。(鳥肌が・・・)

試合後のアルプススタンド前での胴上げと万歳三唱がとても心地いい光景でした。

閉会式も京都の西京極球場にいる感じがして甲子園での閉会式に平安ナインの姿を見れる事が信じられず夢を見ているようでした。

いつもご一緒させて頂いてる平安ファン(もう平安フェチですけど)の方と数年前に『生きてる間に平安の全国制覇見れますかね~?』『いや~厳しいでしょ!』

『でも、平安の全国制覇が見れたら人生悔い無いですね!』と話してた事が本当に懐かしいです。

まさか!全国制覇するとは・・・

平安の全国制覇が現実となり本当に嬉しく思います。

又、平安野球が大好きな私達にとってはこの瞬間に生でこの目に焼き付けられた事がこの上ない幸せです。

監督、選手は勿論、コーチ、学校関係者、保護者、平安OB、平安ファンの皆様、本当におめでとうございます。

こんなに大きく、何とも言えない感情、素晴らしい試合を見せていただいた事に感謝します。

正に心が躍るとはこの事です。

ありがとうございました。

人の感情、人へのやさしさは目には見えません。

今回の事は目には見えないですが多くの人に素晴らしい、そしてかけがえのない感情を与えた気がします。

目に見える物より見えない物のほうが本当は大切なのかも知れませんね。

私も自分をもっと磨き、目に見えない大切な物を届けられる魅力のある人間になりたいです。